現状渡しのメリット・デメリットについて

query_builder 2024/05/09
11

不動産売却にはさまざまな方法がありますが、その中でも「現状渡し」という方法があります。
現状渡しとは、物件に欠陥があっても売主が修繕義務を負わず、現状のまま買主へ引き渡す方法です。
そこで今回の記事では、不動産売却における現状渡しのメリットとデメリットについて解説します。
▼現状渡しのメリット
■売主の負担が少ない
現状渡しでは、売主は物件の修繕義務を負いません。
そのため、修繕費用や修繕にかかる手間を省くことができます。
特に築年数の古い物件や、修繕費用が高額になるような物件の場合、現状渡しは大きなメリットとなるでしょう。
■早期売却が期待できる
修繕に時間がかかると、それだけ売却までに時間がかかることが多いです。
しかし現状渡しの場合は、修繕期間を設けずにすぐに販売活動を開始できるため、早期売却が期待できます。
また、物件に瑕疵があることを前提に価格設定を行うため、相場よりも安い場合がほとんどです。
そのため、買主にとっては購入しやすくなるでしょう。
▼現状渡しのデメリット
現状渡しでは、買主が修繕費用を考慮して価格交渉を行うため、売却価格が評価額より低くなる可能性があります。
特に、大規模な修繕が必要な場合、大幅な値下げを打診される可能性もあるでしょう。
▼まとめ
現状渡しは売主の負担が少ないため、早期売却が期待できます。
また相場よりも安くなるため、買主にとっても購入しやすくなることがメリットです。
ただし売主にとっては、相場よりも売却価格が安くなるデメリットがあるため、慎重に判断しましょう。
『アイユーエステート株式会社』では、現状渡しに関するご相談も受け付けております。
経験豊富なスタッフが対応いたしますので、ぜひお問い合わせください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE