空き家の件数は、年々増えています。
特に状態がひどい空き家に関しては、特定空き家に指定されるケースがあるのをご存じでしょうか？
今回の記事では、特定空き家について詳しく解説していきます。
▼特定空き家とは
■指定する目的
放置されていて危険な建物であっても、本来は所有者の許可なく立ち入ることはできません。
しかし行政が介入できるのが、特定空き家です。
特定空き家に指定することで、所有者に対して改善の要求が可能です。
■どのような空き家か決定されるか
空き家の維持は、法律で求められている所有者の義務です。
しかし中には、維持が行われていないために、安全面や衛生面・景観・周辺環境において、問題をもたらしている場合があります。
すみやかに状況の改善が、必要なケースを指定しているといえるでしょう。
■該当するとどうなるのか
自治体は、指定されるに至った原因を、取り除くよう所有者に求めます。
所有者が従わない場合は、措置が段階的に重くなっていくのです。
初期の段階の指導に従わなければ、固定資産税が大幅にふくれ上がります。
それでも所有者が従わなければ罰金となり、最終的には強制的な執行につながりかねません。
▼まとめ
安全面や衛生面・景観・周囲への生活に影響がひどいものは、特定空き家として認定を受けることがあります。
指定されると、市町村によって状況の改善を求められます。
従わなければ、段階的に重い処罰へとなるでしょう。
そのため、日頃から維持を行い、周囲に迷惑をかけないように注意することが大切です。
空き家の手入れをせず、そのまま放置してしまうと倒壊の危険があります。
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